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今年最後の3B体操!!

何年か前まで、12月に入って人に会うと「良いお年を」と挨拶していましたが、最近はしなくなりましたねぇ。
携帯電話が普及して、気軽に連絡が取れるようになったことやSNSが普及して、実際に顔を合わせなくても近況がわかることが理由ですかね?それとも単純に「良いお年を」の挨拶の後日、また会ったらなんか気まずい気がして言わないでおこうの気持ちが強くなったためか。

さて、それはそうと、先日は新田先生に来ていただき今年最後の3B体操をおこないました。
12月ということもあって、今日の3B体操はクリスマスソングでストレッチをしました。
心なしか、皆さん、いつもより背筋が伸びていたような気もします。
身体が不自由な利用者さんも3B体操なら無理なく自分の参加できる範囲でできるからよい気分転換になります。

利用者さんには「頑張って身体動かそう!」なんて言いますが、自分は身体動かすことを躊躇してしまう。
利用者さんの方がよほどしっかりしているのではないかと思ってしまいます。

来年こそ私も身体を動かすぞ!!

と思いながら、今から言い訳を考えている自分がいます・・・。

障害者週間

12月3日~9日まで障害者週間です。ちなみに、記事の掲載日が9日の最終日になっているのは、狙ったわけではなく、単純に文責者の怠慢の結果です…。

障害者週間とは、障害者が社会、経済、文化などあらゆる分野の活動に積極的に参加することを促進するため、官民が連携して「障害者週間」の期間を中心に障害者の社会参加等の支援のための様々な取り組みを実施する期間です。

この期間には、毎年障害者アート展が開催されたり、講演会やフェスティバルのようなイベントが催されたりします。街を歩いていると、この期間に障害者関連のポスターを目にすることもありますが、一般的にはあまり知られていないのではないかという印象を受けます。

今年度のイベントや取り組みを調べてみると、金融庁が「金融サービスにおけるウェブアクセシビリティ勉強会」を実施することを目にしました。

まず、アクセシビリティという言葉に馴染みのない方もいるかと思いますが、直訳すると「近づきやすさ」「利用しやすさ」となります。障害分野では、障害者が情報をアクセスしやすいことや、利用しやすいことについて「アクセシビリティ」という言葉を使っています。

金融庁のこの勉強会の詳細については記載がありませんでしたが、私個人としては、障害者のアクセシビリティの向上について、各省庁・行政・民間が当事者の意見を取り入れて対応していただきたいと強く願っています。

例えば、耳が聞こえない人のために文字情報を充実させたり、目が見えない方のために音声情報を充実させる、知的障害がある方のためにわかりやすい文章やイラストを使う。こういった取り組みは、私たちにとっても良いことだと考えています。

例えば、行政手続きで誰もが一度は「どこに何を書けばいいのか?」と思ったことがあると思います。情報アクセシビリティの向上は、こうした「わかりにくさ」を改善し、私たちにも「わかりやすい」状態になり提供される可能性があるということです。
「わかりにくい」は障害がある方だけでなく、社会全体の生活の質を低下させてしまいます。

過去、障害者週間の取り組みでは、イベントが前面に出ることが多かったですが、今回の金融庁の勉強会は、週間に限らず「習慣」として取り組むべき良い事例だと思います。

障害者週間の期間に限らず、多くの官公庁や民間で情報アクセシビリティの研修が活発に行われることを期待しています。

内閣府障害者週間

ご存じですか?デフリンピック

オリンピック、パラリンピック。皆様はご存じかと思います。
ちなみにデフリンピックはご存じですか?

デフリンピックは、聴覚障害を持つ人々のためのスポーツの祭典で、オリンピック同様、4年に一度、夏季・冬季が交互に開催されます。
日本では馴染の薄い大会かもしれませんが、実際、日本ではまだ周知がされていない現状があります。

2021年の調査結果によると、各国でのデフリンピックの認知度は以下の通りです:

アメリカ 39.8%
ブラジル 38%
韓国 31%
と3割以上の人々がデフリンピックを知っている国がある一方、
日本では16.3%と認知度が低い現状です。
この理由の一つとして、過去に日本でデフリンピックが開催されていなかったことが挙げられると思います。

しかし、2025年11月に第25回デフリンピックが日本(東京)で開催されます!しかも、100周年を迎える記念すべき大会です。

これを機にデフリンピックを知っていただき、ろう者のスポーツを観戦する側として楽しんでいただければと思います。

さて、デフリンピックの話題ついでに、皆さん手話をご存じかと思いますが、実は、ろう者は手話を学問として学ぶ機会が少ないことをご存じですか?
日本では現在、手話は公式な言語として完全には認められていないため、ろう者が手話を学ぶ機会も限られています。
この現状を打開するため、手話言語法の制定に向けた議論が進んでおり、手話が言語として認められることが期待されています。
その結果、ろう者だけでなく、国民全体の学びの機会が増えることが望まれています。

個人的には、ろう者以外の人々も手話を学べば、例えばコンサート会場や騒がしい場所でも、声を大きく出さずに手話でコミュニケーションが取れる利点があると思います。

手話は「ろう者のための言語」ではなく「みんなの言語」になれば、私たちの生活ももっと充実するかもしれません。

デフリンピックを契機に手話にも興味を持っていただければ幸いです。
(なお文責者は手話を途中断念しております)

※国連の障害者権利条約の中には手話が言語であることが明記されており、日本でも障害者基本法において手話が言語であるとされています。また各自治体で手話言語条例を制定しており、手話が言語であることへの認識が深まりつつあります。

日帰り旅行に行ってきました

11月15日(金曜日)、「あゆみ利用者の会」で日帰り旅行に行ってきました。
今回の目的地は栃木県壬生町のおもちゃ博物館です。
 新しいあゆみ工房に移転して初めての旅行という事もあり、埼玉県のバス「おおぞら号」に
、あゆみ工房まで直接来てもらい乗り込みました。ボランティアさん2名の方に来て頂いているので、行きのバスの中ではみんなで自己紹介をしたり、「ベイマックス」のDVDを見たりしました。途中、東北道佐野サービスエリアで休憩を取り、「道の駅みぶ」で昼食をとりました。
 事前に決めておいた「壬生ラーメン」や、「ごぼうメンチカツ定食」「カツカレー」など、みんなおいしそうに食べていました。
 食後、バスで10分くらいのおもちゃ博物館に到着。それぞれ職員と一緒にいろいろなおもちゃが展示してあるフロアや、鉄道模型の部屋。見晴らしの良い3階「そらのひろば」や、博物館のとなりにある「わんぱく広場」に散歩に行く人など、好きなところを見たりして過ごしました。
 帰りのバスの中では、ジュースやお菓子を食べながら「パンダコパンダ」のDVDを見たりして楽しみながら、あゆみ工房まで無事に帰ってきました。
 「楽しかった!」という感想も聞けて、今回の日帰り旅行も大成功に終わりました。
 
 もうひとつ、あゆみで過ごすグループもあって、こちらはその日に食べたいお弁当を選んで買ったものをみんなで食べました。お寿司や唐揚げ弁当、オムチャーハン、焼肉弁当など、それぞれおいしそうなお弁当を食べました。また、みんなでディズニーの映像を見たり、歌を歌ったり、散歩に行ったりして楽しく過ごしました。

リラックスタイムで気分転換(^O^)

暑かったり寒かったり、体調を崩しそうな毎日ですね。
最近、私たちの施設でも、鼻水が出ている方や、少し咳が出ている方がちらほらと見受けられます。

世間ではインフルエンザやマイコプラズマ、手足口病など、感染症に関するニュースをよく耳にするようになりました。
施設でも換気を定期的に行うなどの対策を講じていますが、あちこちで流行している感染症は、施設内で気をつけていても、どこからともなくやってくるものです。

欲しいものはなかなか手に入らないのに、感染症のような「欲しくないもの」はすぐに寄ってきます。
しかも、欲しくないからこそマスク、手洗い、うがい、換気、消毒を徹底しているのに、それでもしっかり感染してしまうのです。
ウイルスが猫くらいの大きさなら、「シッ!」と追い払えるのに、と思ってしまいます。
そんなことを考えながら、地球上のウイルスの数をググってみたら、ウイルスの数は10の31乗とも言われているそうです。
そうなると、もしウイルスが猫くらい大きくなったと仮定すると、地球上はウイルスで覆いつくされてしまい、他の生物は淘汰されてしまうかもしれません。
結局、地球上にいるのであれば、見えないくらいのサイズがちょうど良いのかもしれません。

そんなことを考えているうちに、免疫力の向上や基礎体力の増進、ストレス解消で、ウイルスにも打ち勝つ方法を考えるべきだと思いました。
利用者さんも私たち職員と同様に、日々の生活で免疫力や体力が低下しているかもしれません。
では、心身機能の向上を目指して頑張るぞ!
と意気込んでも、福祉畑の職員にはそういった知識に疎いのが現実です・・・。

だからこそ、施設に専門職を招いての活動が重要になります。
私たちの施設では、定期的に先生をお招きして「リラックスタイム」を実施しています。
リラックスタイムでは、先生のご指導のもと、音楽に合わせてストレッチをしたり、マッサージを行ったりして、身体も心もほぐしています。

マッサージで気持ちを穏やかにし、ストレッチで身体をほぐして、楽しく笑って気分転換!
中にはストレッチよりも職員へのいたずらに夢中になっている利用者さんもいますが、笑顔は免疫力向上に一番効果的だと、昔「ためしてガッテン」で言っていた気がします(違う番組だったかもしれませんし、番組も古いかもしれませんが)。

参加した利用者さんはこれで当面の間、風邪をひかないだろうと思いながら、また次回のリラックスタイムも楽しみにしています!

仕事のやりがいと実態

先日、ニュースサイトで【「大変そうだと思う仕事」1位は介護士】という記事を見かけました。
ランキングでは、1位が介護士、2位がドライバー、3位が保育士となっていました。
また、国税庁の民間企業給与実態調査によると、福祉・医療業界の平均給与は404万円で、全体の10位に位置しています。一方、1位の電気・ガス・熱供給・水道業は775万円で、給与差は370万円以上にもなります。
さらに、この調査では「福祉」と「医療」が一緒に扱われているため、福祉業界単体で見た場合、実際の給与はさらに低くなることが予想されます。

「大変そう」な仕事なのに「給与は低い」実態

この結果だけを見ると、福祉業界に積極的に就職しようと考える人々は給与を求めず、「やりがい」を求めているのだろうと感じます。しかし給与面の課題で生活が厳しいこともあり、やりがいには限界があると私は考えています。
介護、保育、障害福祉、困窮支援など、福祉に関わる仕事は社会のセーフティーネットとして、重要なインフラを支えています。
しかし、給与実態を見ると、他の社会インフラに関わる業種と比べて待遇が悪いという現実があります。
国は福祉職の処遇改善に取り組んでいるものの、他の業種との差を埋めるにはまだ時間がかかるのが現状です。

「やりがいのある仕事だから」

また、福祉職にはよく「やりがいのある仕事だから」といった言葉がつきまといます。
「社会貢献や人助けができる仕事だから、きつくても給与が安くても仕方ない」といった言葉の裏には、「やりがいの搾取」という問題が潜んでいます。
こうした言葉は、福祉職のような業界で働く人々に対し、精神的な満足感を重視しすぎて、労働条件や給与を軽視することを助長する恐れがあります。

では、他の仕事には「やりがい」がないのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。私自身もアルバイトを含め、様々な仕事を経験しましたが、どの仕事にも「やりがい」は存在しました。
「やりがい」とは、給与や待遇から差し引かれるものではなく、それらに加わるプラスの要素であるべきです。
「やりがい」が強調される職場こそ、仕事環境の改善が重要であり、過酷な条件で働かされることがあってはなりません。

福祉職が低待遇である理由

では、なぜ福祉職は待遇が悪いのでしょうか?
その理由の一つとして、「福祉には生産性がない」という誤解があります。しかし、これは短絡的な考え方です。
福祉には、直接的・間接的な生産性が確実に存在しています。
例えば、就労継続支援事業所では、利用者が物を作ったり、サービスを提供することによって直接的な生産性が生まれています。
また、生活介護施設では、利用者の支援を通じて、家族が外で働けるようになり、結果的に社会全体の生産性を高めています。

しかし、これらの生産性が見過ごされ、福祉業界の待遇改善が進まない一因として、業界全体の発信力不足も挙げられます。
国も毎年のように処遇改善の見直しをおこなっておりますが、まだまだ十分ではありません。
こういった状況を知ってもらうため、もっと積極的に福祉職の重要性を発信し、社会全体に理解してもらうことが求められます。
そのために業界全体の底上げが必要であり、そうしなければ「大変な業界で、人が集まらない」という現実は続いてしまうかもしれません。

結論

結論として、まだ、あゆみ工房の求人募集は続いています。
ただし、文責者の私は求人内容について具体的に言及する立場にはありませんので、詳細については直接お問い合わせいただければと思います

求人募集はこちら

作業について

現在、あゆみ工房で行っている主な作業は「解体作業」と呼ばれ、カレンダーや手帳の紙、金属、ビニールなどの資源を分別する作業です。

この作業は「取る」「外す」「剥がす」といった内容であるため、分けたものの形状が多少破れていたり、くしゃくしゃになっていても問題はありません。そのため、手先が器用でない利用者もこの作業に従事することができます。

また、単調な仕事ではありますが、自分のペースでできることもこの作業の良い点です。

利用者の中には「仕事」という概念でしっかり取り組んでいる方もおり、これが当施設に通うモチベーションにつながっていると思います。

しかし、生活介護施設の作業には課題も存在するのが現実です。

生活介護施設にはさまざまな方が通所しているため、作業能力に差があります。緻密さが求められる作業、衛生面に配慮が必要な作業、自己判断が求められる作業、複雑な工程の作業、正確さが求められる作業などがあり、人によってできる作業が異なるため、一律の作業を提供することが難しいという問題があります。そのため、できる作業があまり多くありません。

実際、当施設で行っている解体作業も、職員が事前に作業がしやすいよう準備をしたり、分別を行ったり、細かい部分は職員が全面的に担当するなど、比較的簡単な解体作業でも工程の5割から7割程度は職員が行っています。それでも身体機能などの課題がある利用者さんは作業を実施することが難しい現状にあります。

基本的に生活介護は生活の延長を支援するものであり、作業にどの程度重きを置くかは各施設によって異なると思います。当施設でも日中活動の一環として解体作業を行っていますが、作業のスピードや正確さ、また利用者全員ができるようにすることには重きを置いていません。

しかし、作業を通じて利用者の新たな才能を発見することもあり、支援員としてその喜びを感じられるよう、作業に関する支援を工夫し続けたいと思います。

職員研修【障害者権利条約と多様性】

職員研修を実施しました。今回は、障害者権利条約と多様性について学びました。

障害者施設の職員は、定期的に障害者権利条約を復習し、日本及び各国の最新の動向を確認する必要があると考えています。

また、関連して多様性についても学びました。施設では「支援者(職員)」と「利用者」という互いの立場がありますが、私たちが利用者さんから多くのことを学ぶこともあります。立場については、常に「支援者」「利用者」という形で固定する必要はないのではないかと考えています。多様性の中では、立場のカテゴライズをする必要はなく、互いの距離感もその時々によって変化しても良いと思います。

時には「支援者・利用者」、時には「家族のような存在」、時には「友人」、また時には「教える側・教わる側」と、さまざまな形があると思います。

本来、「権利条約」というものが必要ない世界が理想ですが、立場を固定(支援する側・される側)してしまうことで、障害の権利を一方的に侵害してしまっていることに気づかなくなることがあります。そういった侵害が起こらないように、「条約」といった形でその必要性が生じています。

皆が「多様性の中の一人」と認識し、互いを尊重し合える世界が実現し、障害者権利条約がなくてもよい社会になることを願っています。

研修資料(障害者権利条約と多様性)

日中支援を考える

「散歩行くよ~」と声をかけて外に出ると、雨がパラパラと…。
雨を見て行きたくなる人もいれば、引き返す人もいます。雨の日だし、無理に出かけることもないけれど、何かしたい気持ちもありますね。

あゆみ工房はフロアが広いので、歩いたりボール遊びをしたりすることができますが、参加したくない人もいて、全員が楽しむのは難しいです。

インターネットで面白い生活介護施設の取り組みを調べても、ほとんどが「創作活動」や「音楽」、「DVD鑑賞」、「体力づくり」など似たような内容です。

自分が日中に何をしたいか考えると、散歩や草むしり、読書、料理などの活動が浮かびます。しかし、誰かに「野球やらない?」と誘われると、「膝が痛いし無理」と言い、コンサートに誘われても「興味がない音楽は大きな音がしんどい」と答えるでしょう。

人が集まる場所は、体力や趣味、年齢、関心がさまざまな人が集まります。そのため、全員が楽しめるアクティビティは限られています。

それでも、選択肢の中から一つでも楽しみを見つけられるように支援しています。とはいえ、限られた選択肢の中からどう楽しんでもらうかが課題です。

そんな中、オリィ研究所が開発したOriHimeを使った高齢者施設の遠隔操作レクリエーションの実証実験が行われたという記事を見ました。
オリィ研究所のロボットは新しい支援の形を作れるのではないかと期待しています。遠隔地にいる脳性麻痺の方がロボットを操作して接客するカフェの取り組みもあり、障害者や高齢者の生活を変える可能性があります。

この記事では実証実験段階なので、今後の運用がどうなるかは分かりませんが、我々の日中活動もテクノロジーで何かが変わることを期待しています。

OriHime活用による高齢者施設での遠隔レクリエーションの実証実験記事

オリィ研究所

障害を持つ家族と仕事

AERAのネット記事で、障害児を抱える家族の時短勤務に関する内容を目にしました。障害や医療的ケアを必要とする子どもを持つ親は、通院や療育のために仕事を休むことが多くなります。
記事では、JR東日本が障害のある子どもを育てる社員のために短時間勤務などの支援制度を拡充したと紹介されていました。

以前、特別支援学校の保護者から「同じ障害児を持つ先輩に『子どものために仕事を辞めるのは当たり前』と言われました。しかし、仕事を辞めたら生活ができません」と相談されたことがあります。
障害のある子どもを育てるには現行制度では親の負担が大きく、両親のどちらかが仕事を辞める選択を迫られることも今でも少なくありません。

JR東日本の取り組みは、家庭と仕事を両立できるような配慮があり、良い制度だと思います。しかし、日本では中小企業に勤める従業員が70%を占めており、企業のマンパワー不足等から、こういった制度を積極敵に導入するのが難しい現状もあるかもしれません。

民間企業の育児支援制度も似たような制度ですが、いくつかの研究では、育児支援制度が充実している企業の方が、充実していない企業に比べて業績が良いとの結果が報告されています。これは、離職に伴う新たな職員採用のコストや、企業イメージ・社員のモチベーションの向上が理由として挙げられます。

障害福祉に関する公的制度と民間企業の支援制度がより充実することで、障害を持った家族がいても働きやすい環境が整備され、親が仕事を続けられ仕事も家庭も幸福度が高まるよう、こうした取り組みが様々な企業で広がることを願っています。

また我々のような障害者支援を行う事業所が、こういった取り組みの下支えができればと思っております。