近年、大きな自然災害が全国各所で起こっております。
この数週間、川越市も突然の豪雨に見舞われることも多く、特に送迎時の豪雨については冠水により、通行止め等の可能性もあり、通常通りの送迎が困難な状況になることも想定されます。またあゆみ工房は川の近くに施設があるため、大雨の際は十分な注意が必要な場所となっております。
想像を超える自然災害については施設全体としても個々の職員としても、どう判断したらよいか悩む場面も多くなっていくと思われます。
施設でも災害計画や防災訓練の実施など、対応はしているものの、想像を超える自然災害ではそれらの想定を上回る可能性もあります。
災害状況によっては通所することで、利用者様の安全確保ができないことも考えられ、施設としても災害との向き合い方・災害時の判断を平時から想定していく必要があります。
今回の台風10号では市内各所で通行止めが発生しておりましたが、雨が落ち着いて来ていたこともあり、通所時間を1時間遅らせて対応しました。
各家庭の事情等があるため、当日の通所時間の変更は家庭へご迷惑をおかけした面もあるかと思いますが、利用者様・職員の安全確保があってこその施設であるため、安全が担保できていない状態では通所は困難であるとの考えからの判断でした。
今後、さらに想定外の災害等が起こる可能性もあります。その都度、臨機応変に対応しながら、決して「今までは大丈夫だったから、今回も大丈夫だろう」と根拠のない判断をしないよう、利用者様・保護者様と連携しながら、災害と向き合って行きたいと思います。